2019/09/02 11:45

夏頃から「トントントントン…」という音をよく耳にします。

室内に居てもお庭に居ても聞こえる音で

小刻みにノックしているような

大工さんが釘を打っているような

そんな音です。


その音の正体は

お庭にやってくるヤマガラ。

そう!春に我が家の巣箱から巣立ったあの鳥です。



ヤマガラはエゴノキの実が大好きらしく

実のある時期は毎日やって来ます。

エゴノキの実には毒があるそうで

他の鳥たちは見向きもしません。

ヤマガラは実を足で固定し硬い殻をつついて割って

毒のない中身だけを食べるのだそう…

スタッフうさぎが聞く「トントントントン…」は

ヤマガラが殻を割る音なのです。


以前はエゴノキの下に割れた殻がたくさん落ちていましが

今年はエゴノキの下にはあまり殻を見かけません。

きっと違う所に持って行って

「トントントントン…」しているのだと思います。


巣立った子供たちも無事に大きく育ち

複数のヤマガラが一本のエゴノキに飛んで来る為

ゆっくり出来る場所に実を持って行き

トントンしているのかもしれません。


エゴノキを見ていると

ヤマガラがひっきりなしにやって来ます。

最低でも3羽は来ているのようです。


ヤマガラは全部の実を食べているのではなく

冬用に貯蔵もするそうなので

どこか近くに「秘密の貯蔵庫」があるのかもしれません。

まだまだたくさんの実があるので

しばらく「トントントントン…」が聞けそうです。